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【啐啄同機】若手営業研修レポート

2023.06.16 NI氏 約7分

若手営業4名が役員直伝の研修へ。「正直タイルに興味がなかった」から、営業数字が伸びるまでの半年。

お疲れ様です、NIです!
今回のテーマは若手営業研修です。5月に第5回、6月には第6回が開催され、私も同席させてもらいましたので、その様子をご紹介させていただきます。

第5・6回目の研修を終えて

現在、店舗の「若手の営業」メンバーがS常務のもと研修を行なっています。
メンバーは本店・横浜・相模原の若手営業4名+SGMです。

S常務は、タイルメーカーで長年、商品開発やマーケティングなどを経験されています。「タイルのことで答えられないことはないね」と断言されるほどのタイルのプロです。

そんなタイルの0から100を知るS常務の経験や知識を交えて、これまでに大手建築会社やハウスメーカーに行なってきた数々のプレゼン・研修資料をもとに、色々な角度やテーマでお話をしていただいています。

みんなの食いつきに手応えを感じながら、進めることができている

と、初回研修後のフィードバックではお褒めの言葉をいただいた若手の皆さん。研修後のレポートもとても充実していて読み応えがあります。
どんな様子で研修が行われているのか、実際に現場に伺いました✨

研修に持ち込まれたタイル見本
タイル見本を持ってきてくれました
研修で振り返りを行う様子
第5回冒頭では、これまでの振り返りを行いました

「こんな空間にしたい」に、どう応えるか

数ある研修資料の一部をS常務にお借りして、内容をご紹介させていただきます。

「カリフォルニア発のセレクトショップのような雰囲気の家にしたい」というお客様に、S常務はサルーンとミュラルを使ったお部屋をご提案されたことがあったとのこと。第6回目の研修の中で、実際の資料をもとにサルーンの進め方を教えてくださいました。

※提案資料そのものは、お客様と他社ブランドの情報を含むため掲載を控えています。

S常務の流れるような営業トークに、若手一同

「この資料このまま借りていいですか?」
「あのコンセプト系にすぐ提案できますね」
「すぐ売れそうです。倉庫でホコリかぶっちゃってるからキレイにしなきゃ〜」

SGMも「あやうく”はい、お願いします”って言いそうになっちゃったよ〜😆」と。私も同意でした!

わかりやすくて的確なシナリオがすでに手元にあるだけで、何倍も心強くなりますよね。そして、メンバーから自発的にポジティブな言葉を聞けた点だけでも、これまでの研修の成果を感じられました。

我々はただの下請けタイル屋ではない。彼らのパートナーであるべきだ。

第5回目研修の冒頭で、SGMとS常務が話していたことがとても印象に残ったのでご紹介させていただきます。

こんな空間にしたいがどうしたらいいかわからない、タイルの使い方がわからないというビルダーやハウスメーカーは沢山いる。
タイルのことを詳しくわかっていない依頼者が多い中で、例え下請けとして任された案件であっても、言われた通りにタイルを張りこなすのは、それは”仕事”ではない。
ボウクスでは、タイルが最良の建材であることを提案していくことが営業の仕事。
我々はただのタイルを張るタイル屋ではなく、彼らのパートナーにならなければいけない。

何もしなければ、ただのタイル問屋、ただのタイル工事屋・・・確かにそうですね。
でもそうじゃない。我々はあくまで「タイルのプロ」としての自覚を持ち、より良い提案をしなければいけないし、仕事を通じてタイルの良さを伝えていく姿勢が大事、と改めて考えさせられるやりとりでした。

取材した私の感想🍵

第5回研修の冒頭で、これまでの研修と成果を振り返った4人の共通点は、全員が自信を持ってお客様にタイルを提案しているという点でした。

研修前は、彼らはほんの基礎的なタイルの知識しか持ち合わせておらず、どちらかというと自分の感覚に頼って提案していました。しかし研修後は、タイルのポテンシャルを知り、基礎知識を養い、優れたデザインを学んだことで、研修内容を活かした説得力のあるトークができるようになっています。

更に彼らはS常務の資料を活用し、自ら勉強してきたことを質問したり、提案を知ってもらいたい、聞いてもらいたいという意欲的な姿勢が見受けられました。

研修に参加させてもらって、勝手ながらこの4人を”推し”たくなりました😂
そう思わせてくれる熱量が研修では感じられましたし、教える側のS常務も「若手すごく成長している! すごくいい!」と本人たちの目の前で大絶賛😎

研修でタイルについて説明する若手社員
グラン舗石について説明するメンバー

研修を受けた1人に聞きました

研修を受けるきっかけ

若手営業の集まりをしており、川上営業に注力したい → 営業力の強化・標準化を図る目的で、S常務が研修を開始してくれる運びとなりました。

BEFORE

研修を受講するまでは、仕事に対して受け身だったと思います。(正直、そこまでタイルに興味がなかったです)
お客様から相談を貰っても、結局は個人の価値観・センスだから、タイルや目地は自分で好きなものを決めればいいじゃん! と心の中で思っていました・・・

AFTER

現在、S常務の研修を通じて、タイルの面白さ・美しさ・焼き物としての魅力が少しずつ分かるようになってきました。(常務の情熱に触発されてしまいました😂)

すると、色々なタイルをおすすめしたくなりますし、目地の色に関しても使用場所やタイルの色合い・空間に応じて提案したくなり、仕事に熱がはいるようになりました。

その結果、お客様からも喜んでいただけるだけでなく、営業数字が目に見える形で伸びていくことが面白いです。
特に施工後の写真を拝見し、感謝のお言葉を頂いたときは、数字ではない最大の成果に繋がったと感じました。

研修の中で特に印象的だったこと

米国の住宅資産価値の考え方について詳しく教えていただいたことが一番印象的でした!
また、タイルの得意分野は石材や木などの素材を再現することであり(天然素材と比較して安価であり、耐久性やメンテナンス性にも優れている)、それを再現するためのインクジェット技術についての話も特に興味深かったです。

これからどんな営業を目指したいですか?

自己課題として、話を構成してスムーズに話すことが非常に苦手なので、SGMやS常務のような話し方ができるようになりたいと感じています。
営業の面では、他社の営業担当者との関係だけでなく、企業間のパートナーシップを築き、取引や新規開拓に取り組んでいきたいと考えています。

啐啄同機 〜ひなと親〜

S常務からお話を伺った際に、啐啄同機(そったくどうき)という言葉を教えてもらいました。教える側にも教えてもらう側にも、ぴったりなタイミングがやってきた、という意味があるようです。

啐と啄が同時であるということ

「啐(そつ)」とは、卵の中の雛が「もうすぐ生まれるよ」と内側から殻をつつく音。
「啄(たく)」とは、そんな卵の変化に気づいた親鳥が、「ここから出てきなさい」と外側から殻をつつく音。

殻を破る者と、それを導く者。そんな両者の「啐」と「啄」が、少しもずれることなくピタリと同時に行われるというのが師弟の理想である、というのがこの禅語の示すところです。

もしも親鳥が、雛が十分に成長する前に外から殻を破ってしまったら。準備が整う前に外界に出てしまった雛は、はたして無事に成長することができるのか。
だからといって、親鳥がいつまでたっても殻をつつくことをしなければ、自分の力で殻を破ることのできない雛はなかなか外に出られず、そのまま殻の中で力尽きてしまうかもしれない。

早くもなく、遅くもない。「その時」を逃さず、正しく導く。絶妙の機を逃さないということ。

「タイルに興味がなかった」から始まっています

研修を受けた本人が「正直、そこまでタイルに興味がなかった」と書いています。それをそのまま社内に出して、半年後には営業数字が伸びている。ボウクスの育て方は、たいていこの順番です。


※この記事は、2023年6月に社内報「BOWCS TIMES」で公開したものを、社外向けに再編集したものです。登場する社員はイニシャル表記とし、個人のプロフィール・職歴は掲載していません。

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