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世界観と、価値観をつたえる。3C コンセプトブック完成

2023.10.30 O氏 約6分

企画・デザイン・執筆・イラスト・翻訳を社内で分担して作った1冊。つくり手のコメントとともに。

お久しぶりの、マーケティング担当Oです。

できたよ!3Cコンセプトブック!

本日のお届けものは、3C – Cedar Creek Community – のコンセプトブックです📗✨

深緑とゴールドの3Cコンセプトブック表紙
深緑とくすみゴールドで、かっちょいい!

コンセプトブックの役割

3Cとは? そしてTNDとは?
はじめてそれらに触れる皆さんに向けて、世界観と価値観を届ける本がこのコンセプトブックです。

田園調布の歴史。3Cが意味すること。モデルとなる街、ケントランズ。デザインと機能と性能という価値基準。
そして、本当の意味での“サスティナブルな住宅”という概念。

ボウクスが世の中に届けたい「TND Project」と「3C」を、情熱はそのままに、なるべくわかりやすく紐解いています。

制作陣コメント

ここからは、つくり手それぞれの想いを共有します💬
役割紹介も添えていますので、ぜひ広報や販促、制作物に携わる人の「しごと」にも注目してみてください。

ガラスボードに構成案を書き出す手元

PRODUCE|プロデュース(KU氏)

全体企画、ページ構成、マテリアル(画像や素材、使用する紙なども)の選定など

コンセプトブックのプロデュースをさせていただきました。3Cのこと、TNDのことをわかりやすく理解して共感していただくために、どういう流れで話を進めるか。構成のパートでかなりの時間を使いました。

今回、TNDの全てを語ることは不可能であることも認識したため、TND理解の長い旅の入り口まで案内をできるように意識しました。外構パース作成のためのSketchUpで、初のモデリングチャレンジも大変勉強になりました。

最終的に、メンバーの巧みな文章と、デザイン・イラスト陣のマジックで、私のざっくりなイメージやパースを形にしてもらい、ようやく完成させることができました。
改めて一緒に進めてくれたメンバーに感謝しつつ、ここはようやくスタート地点に立てただけ。多くのお客様の共感・関心を惹ける一冊になることを願っています。


落ち葉の上に置かれた地図とコンパス

DIRECTION & DESIGN|ディレクションとデザイン(Y氏)

デザイン統括・エディトリアルデザイン・グラフィックデザイン・DTP・入稿作業など

中身については皆が解説してくれているので、「制作」に関してコメントしてみます。

開始当初、ディレクター(監督)という立場で関わると関係者に宣言しました。
持論ですが、プロデューサー=経済的責任者、ディレクター=出来栄えの責任者という立場で、「立場の認識を共有する」=「責任の所在をはっきりさせる」ということだと思っています。

要は、納期、見た目、体裁といった出来栄えに関するミス+業務の滞りは「全て自分に責任がある」という覚悟です。
期日内に納得がいくものを、誰の協力を得て、どの手順で作れば良い着地ができるかに頭を使いました。

結果・・・用意していた保険は使い果たしましたが、製作陣一丸となり、納期内に期待されていたものはできたのではと思っています。

ということで、武器を作るまでが我々の役目ですので、後は販売チームに託します。ガンガン利用して、内からだけではなく外からの価値も付与してくださいませ!

※追記:ここで名前が出ているメンバーはもちろんですが、英文や体裁を細かく見てくれた人。図面のチェックやイラスト化に力を貸してくれた人たち。仕様に関して知見を出してくれた人たち。沢山の人の協力があって出来たものだと思っています。おかげさまで達成感のある制作物ができました。


罫線の入った紙に文字を書く万年筆

WRITE & EDIT|執筆と編集(O氏)

全文文章構成、校正、執筆・呼称統一

小難しいことを言おうとするとどこか嘘っぽいし、シンプルにまとめすぎると何だか物足りない。
そんな試行錯誤を繰り返して、できる限りの言語化に努めました。

ものづくりの楽しさ、表現の難しさ、自分のボキャブラリーの未熟さに脳みそがグルングルンしましたが、この仕事を通して、より一層の「TNDプロジェクトへの理解に対する一歩」があったと思います。

メンバーが、それぞれの強みと熱量を集結させたコンセプトブックです。ぜひ、現物で見てください!!


タブレットにイラストを描く手元

ILLUSTRATION & PHOTO RETOUCH|イラストとレタッチ(U氏)

イラスト作成・CAD図のビジュアライズ・パースや写真のレタッチなど

コンセプトブックでは、ディレクターの指導のもと、イラストとレタッチを担当させていただきました。

設計担当からいただいた図面をイラストレーターに落とし込み、S棟N棟の外観イメージをイラスト化。プロデューサーからいただいたイメージデザインに近づけるよう、配色には最大限注意して作成いたしました。

また、パースデザインでは今回初めて3Dの「シームレス画像」作成を行いました。一枚の正方形が一面に配置された時に、繰り返しのパターンに違和感がないよう、天地左右・中面のランダム化に注意して作業を行いました。
1枚につき4時間以上かかるなど根気の必要な作業でしたが、仕上がった後に一気に広い面が塗りつぶされるのは、やりがいを感じました。

初めてやる作業も多く戸惑うこともありましたが、今回のコンセプトブックでは自分のできることの幅が広がり、良い経験となりました。機会をくださった皆様、ありがとうございました。


そして日英翻訳は、社内の協力を得て進めました。THX !!

コンセプトブックの届く先

3C公式サイトから「エントリー」をしてくださったお客様へ郵送。また、報道関係機関への配布による広報アプローチも実施します。

1冊の本を、5人で作る会社です

企画、デザイン、執筆、イラスト、翻訳。外注ではなく、社内のメンバーがそれぞれの持ち場で手を動かして1冊にしました。「シームレス画像1枚に4時間」のような地味な作業も、「責任の所在をはっきりさせる」という宣言も、全部この本の中に入っています。
ボウクスの制作物は、だいたいこうやってできています。


この記事に出てくる「3C」について

3C -Cedar Creek Community- は、ボウクスが東京・田園調布で手がけた住宅地開発プロジェクトです(2024年7月竣工)。

その背景にあるのが、TND(Traditional Neighborhood Development / 伝統的近隣住区開発) という考え方です。1軒の家を建てて終わりにするのではなく、街並み、歩道、植栽、そこに住まう人どうしのつながりまでを含めて「ひとつのまち」として設計する、アメリカで育まれてきた都市計画の手法。米国メリーランド州のケントランズなどが、その代表例として知られています。

3Cは、その考え方を日本で形にした、ボウクスの最初のプロジェクトです。

▶ 3C -Cedar Creek Community- 公式サイト(別タブで開きます)

※この記事は、2023年10月に社内報「BOWCS TIMES」で公開したものを、社外向けに再編集したものです。登場する社員はイニシャル表記とし、社内向けの案内・共有リンクは掲載していません。記載内容は当時のものです。イメージ写真はUnsplashより。

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